ホームページやブログ、フェイスブックやツイッターなどのSNS。
セールスにインターネットを活用した方法はたくさんあります。
基本的にいくつかを組み合わせ使うのがセオリーですが、重要度数で優先順位をつけるとしたら【メルマガ】を1位に挙げます。
今回はそんな有効なメルマガを見てもらうための開封率に関するお話です。
Contents
なぜメルマガなのか?
メルマガに関しては以前、こちらで書きましたのでご覧いただきたいと思います。
まず誤解をしていただきたくないのは、メルマガを発行していれば他の手法は必要ないと言っているわけではないということです。
先にあげたようないろいろな手法を組み合わせた中でのメルマガであることが効果を出す必要条件です。
しかし、メルマガは他の手法と明確に違う部分があるのです。
それはこちらから発信できるというところです。
ビジネスは待ちの姿勢だけはキビシイ
ホームページやブログ、フェイスブックやツイッター、youtubeに動画をアップ。
これらは非常に有効ですが、共通点は
お客さんが意図して見に来たときにだけ見てもらえる
ということです。
それに対して、メルマガはあなたが送りたいときにお客さんに向けて発信できる、いわば攻めのツールであるといえるでしょう。
いくら最近は強引な営業が嫌われる、ハードクロージングは良くないと言われているとはいえ、100%完全待ちのスタイルでは、計画・計算ができず、運頼みの経営になってしまいます。
こちらから発信できる手段を持つことはとても大切なことなのです。
メルマガの開封率をチェックしましょう
いくら大量の見込み客にメルマガを送っても、読んでもらえていなければ無意味です。
そこで開封率をチェックすることによって、どれくらいの確率で読んでもらえているかを確認することができます。
開封率のチェックのしかたは、メルマガ配信時に使用しているメルマガスタンドごとに変わりますが、簡単にできるはずです。
メルマガ開封率ってどれくらいが普通なの?
高ければ高いほど良いです。
って、これでは参考になりませんね。
送っている数・業種・業態・お客さんの性質などによって変わってきますので一概には言えませんが、15%~20%と言われています。
もしそれより低いようであれば、対策を考えた方がよいかもしれませんね。
メルマガ開封率を上げるためのチェックポイント
タイトル
一番のポイントはやはりタイトルです。
お客さんはここを見て、一瞬のうちに開封をするかしないかを決定しています。
続き番号のタイトル
『○○通信VOL.134号』
『△△マガジン4月号』
などのメルマガタイトルは、これを見てこの号の内容をイメージできません。
タイトルで興味を持って「見てみよう」と思わせる工夫が必要です。
問いかける
人は問いかけられるとそれに答えようとします。
答えないまでも、自分の中で答えを探してしまいます。
- お客さんの再訪を促す有効な手法を知っていますか?
など、タイトルの語尾を『?』で終わらせることによって、お客さんの知りたい好奇心を刺激できます。
長いタイトルはダメ
使っているメールソフトにもよりますが、タイトルを表示できる文字数には限度があります。
長すぎると途中から文字が切れてしまい、あなたの伝えたいことが伝わりません。
目立つようにする
他の人から来る通常のメールは基本的に文字でタイトルが表jされています。
そこに記号やカッコなどを使って目立たせることが可能です。
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こうすることによって、通常のメールとの差別化になります。
差出人
通常のメールボックスであれば、メルマガタイトルの左側にある誰からのメールかが分かる差出人です。
メルマガ全体としてのタイトルを表記している人も多くいますが、ここにあなたの名前を記載した方が開封率が上がります。
ちなみに私が発行しているメルマガのタイトルは
鈴木隆広【先生業の要点】
としており、名前とメルマガ全体としてのタイトルを入れています。
この差出人の欄はメルマガを発行し続けている限り統一します。
そうすることでお客さんがパッと見て「あの人(会社)からのメルマガ」と認識しやすくなるのです。
配信時間
メルマガはあなたのタイミングで配信できる反面、お客さんの都合は分かりません。
統計ではお客さんがメルマガを開くのは、届いてから2時間以内。
それ経過以降は開封率が下がり、他のメールに埋もれていく可能性が高くなります。
つまりはお客さんが読んでくれる可能性の高い時間に配信をする必要があるということです。
これに関しては次回のブログで詳しく書いていきます。
内容
内容は開封してから読むものなので、開封率と関係ないかのように感じるかもしれません。
しかし、一度開封をして内容にある一定以上の満足を感じなければ、その後の開封確率はぐっと下がってしまいます。
内容が以下のようなことになっていないか、確認しましょう。
セールスばかりになっている
メルマガのメリットは、こちらからセールスメールをこちらから発信できることです。
ただ、セールスや商品などの紹介ばかりだとお客さんは読む気をなくします。
楽○などからものすごい数のセールスメールが届きますが、あなたは○天からのメルマガをちゃんと読んでいますか?
やはり売り込みばかりではダメなのです。
あなたが伝えたいことばかりになっている
あなたがお客さんに伝えたいことがお客さんが知りたいことであるとは限りません。
あなたがどんなにすばらしく、有益な情報をメルマガで送ったとしても、お客さんがそれを望んでいなければただの迷惑メールでしかありません。
基本はお客さんが知りたいことにきちんと答えてくれる人であるという前提をつくる必要があります。
おもしろくない
先のものとも結びつきますが、読んで単純に「おもしろくない」「学びがない」と判断されれば、その後に続けてメルマガを読んでもらえなくなってしまいます。
正しいことを論文のようにまじめに書くだけではなく、あなたのパーソナリティーなども見えるように意識して書いたほうがよいでしょう。
まとめ
「メルマガを発行しています。読者は○○人います」
と言われる方がいますが、メールを開いてくれて、読んでくれて読者です。
メルマガ配信数の分母を増やすことは大切ですが、それと同時に何人読んでくれているかにも注意を払ってみましょう。