中小企業やお店、個人でもホームページを持つことがほぼ当たり前になってまいます。
各々が、たくさんの人に見てもらおうと努力をされています。
しかし、本当に狙ったターゲットに見てもらえる効果を生むホームページになっているのでしょうか?
そこで今回は、頑張って作ったホームページで効果を生むためのチェックしたい項目をお知らせします。
Contents
「名刺代わり」の効果しかないホームページではもったいない
先述のようにホームページを持っていることはあたり前であり、特別なことではなくなりました。
しかし、ホームページを持っていれば売上アップなどの効果が出るかと言えばそうではありません。
思うような効果が出ないホームページがほとんどと言っていいでしょう。
たまたまアクセスしてきた人に対して存在だけを知らせる「名刺代わり」のホームページでは意味がありません。
どうせ持つなら、売上アップなどの効果につながるホームページを持ちましょう。
では、あなたのホームページはいかがでしょうか?
効果が出るホームページか?
効果が出にくいホームページか?
以下の6つのチェックを行ってみてください。
チェック1 トップページで何についてのページかが分かるか?
アクセスしてきたお客さんが一番見るのはやはりトップページです。
お客さんは何かを求めて何かの経緯でこのホームページにたどり着いたのです。
そこでお客さんが「私が求めている情報が載っていそうだ」と思わなければその先を見ることはないのです。
もし、このホームページの内容がお客さんの求めているものに合致していたとします。
しかし、お客さんがそれに気がつかなければその先は読まれません。
つまり、一見して何のサイトかが明確に分かるということはとても重要なことなのです。
チェック2 読みやすい文字になっているか?
読んでもらうホームページの条件の一つが『文字が読みやすい』ということです。
訪問者がどんな理由であれ、「読みにくい」と感じたら、どんなに頑張って作成したホームページも読まれずに終わってしまいます。
あなたも経験上お分かりだと思いますが、パソコンの画面で読む文字は、本などの紙で読むよりも読みにくいですし、目も疲れます。
文字の読みやすさは以下の大きく5つで判断できます。
1.色使い
ホームページはプレゼン資料ではないので、あまり派手な色使いだと読むのに疲れてしまいます。
また、背景と文字の色によっては目がチカチカしてしまう効果を生むため注意しましょう。
通常のホームページであれば黒または濃いグレーなどをおススメします。
2.大きさ
パソコンの画面は限られています。
文字サイズが大きすぎると画面スクロールを頻繁に行わなくてはいけなくなります。
これは読み手の取っては大きなストレスです。
また、小さすぎる場合は単純に見えにくく感じる場合があります。
同時に、文章の魅力も感じにくい印象を与えてしまいます。
3.フォント
パソコンにはさまざまなフォントが用意されています。
しかし、実は日本語が読みやすいフォントはそんなに多くはありません。
それなりに長い文章を読んでもらう前提では、無難なフォントを選ぶ方が良いでしょう。
4.漢字の量
パソコンなどで文字を打つ場合は、簡単な変換でいろいろな漢字が表示されます。
結果として、漢字の量が多くなる傾向にあります。
しかし、漢字が多い文章は『堅苦しい』印象を与えてしまうのです。
一般に、文章に占める漢字の割合が
- 20%以下:締りがない文章
- 30%前後:最も読みやすい文章
- 40%以上:硬い感じの文章
とされています。
ホームページなどのパソコンで見る文章は本や新聞と比べて、軽い感覚で読むのが一般的です。
堅苦しくならないように心がけましょう。
5.間隔
行間隔、文字間隔が広すぎても狭すぎても読みにくくなってしまいます。
文字配置にも気を付けた方がいいです。
6.統一
当然ですが、全体を通して統一された文字・フォントで書くことは重要です。
チェック3 魅力的な写真か?
ビジュアルで飛び込んでくる写真のインパクトは大きく、写真の印象でその記事やホームページの印象が決まってしまうこともあります。
どんな写真を選択し、どう使うかもとても大事です。
写真を選ぶ際に気を付けることは以下の4つです。
1.クリアである
小さな写真を無理やり大きくすると、画質が荒くなってしまいます。
また、ピンボケの写真なども魅力が伝わらないと同時に、見る人の興味を削いでしまいます。
2.適切な大きさ
ごくたまに、横スクロールしないと端まで見られない写真を張り付けている方がいますが、非常に見づらいです。
小さすぎるのも同様です。
3.量を適切にする
たくさんの写真を貼りすぎてしまうと、見るときにページが重くなってしまう原因となります。
また、全部見るためにずーっと下までスクロールするのは、見る人にストレスを与えてしまいます。
4.記事や内容に関連した写真
当たり前ですが記事に関連した写真でないと載せている意味が、お客さんに伝わりません。
チェック4 全体の形が崩れていないか?
ホームページ作成の際にきちんとデザインをして作ったにも関わらず、画面に表示してみると本来下にあるべき申し込みボタンが右の変なところにあるなど、形が崩れて表示されてしまうことがあります。
多くの場合は、使用するブラウザの違いです。
お客さんがどのブラウザを使うかは分かりません。
きちんとお客さんが使用するであろう有名どころのいくつかのブラウザで、型崩れがないかチェックしましょう。
その際には、パソコン画面で表示場合とスマホ画面で表示した場合のチェックもお忘れなく。
チェック5 表示までの時間が短いか?
多くの場合、読み手はたくさんの検索結果からいくつかのページを開き、その中から自分の要求に合っているであろうページを探しています。
その際は、ことらが思っている以上にせっかちなのです。
クリックしてから画面が表示されるまで、3秒以上かかると見るのをやめてしまいます。
もちろん見る側の環境もあるので一概には言いきれません。
しかし、読み手がストレスを感じるほど表示までに時間がかかるようであれば、ホームページ制作会社に相談しましょう。
チェック6 第三者に見てもらう
自分のホームページは何となく気に入っていたり、あまりにも見慣れていたりして見逃してしまう部分があります。
第三者に少なくとも3人には先入観なしに見てもらって、率直な意見を聞きましょう。
まとめ
文章や内容に力を入れているものの、見た目の読みやすさが疎かになってしまう。
逆に、見た目は良くても中身がスカスカ。
結果的にはどちらも読んでもらうことはできません。
せっかく良い記事を書いても、読んでもらう前につまずかないように、あなたのホームページもチェックしましょう。