あなたはホームページからの集客で月に何軒の『問い合わせ』をいただいていますか?
問い合わせはくるものの、
- 料金だけを聞かれる
- 電話対応が横柄
- 「また連絡する」と言ってそれっきり
など、ホームページなどの集客での『お客さんの質』が悪いという声が多く聞こえてきます。
本当に、そうなのでしょうか?
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ホームページ集客から問い合わせするお客さんは質が良くない?
先日、ある若い行政書士さんとお話をしていました。
起業したばかりで、意欲的に経営をされていました。
集客についても同様で、起業してからの短期間でパンレットの作成、チラシ配布など大変頑張っており、私もマーケティングについてたくさんの質問をされました。
そこで私が『?』を持ったことを聞いてみました。
「Aさん(行政書士さん)は、ホームページなどの活用はしないのですか?」
大変意欲的に集客の行動をされているものの、ホームページなどを使ったものに関してはなぜかポッカリと、そこだけ手を付けていなかったのです。
すると、Aさんはこう答えました。
「ホームページなどの集客から問い合わせをしてくる人は、良くないお客さんが多いです」
「だから、積極的にはやるつもりはありません」
彼の言う『良くないお客さん』とは具体的には、料金だけ聞いて、その後音信不通になるお客さんだそうです。
あなたも心当たりはありますか?
ホームページ集客で質が良くないお客さんしか来ない理由
実際にAさんの付近にいる仲間の方のホームページ集客からの問い合わせは、そんなお客さんが多かったそうです。
しかし、私の周りにいる同じ行政書士さんは、ホームページで集客をして成功している人も多くいます。
では彼らは、質が良くないお客さん、つまり『問い合わせで料金だけを聞いてくるお客さん』に対して、激安価格を提示して顧客を獲得しているのでしょうか?
・・・・・・毎回?
そんなわけはありません。
資金力のある超大手であればともかく、小規模でそんなことばかりしていたら、経営は成り立ちません。
では、一体何が違うのでしょうか?
そこで実際にAさんの仲間の集客用ホームページを見させていただきました。
なるほど、料金で比較をするお客さんを集めるホームページでした。
だからホームページからの問い合わせで料金を確認して、他にもっと安いところがあればそちらに行ったのでしょう。
ホームページにはあなたの求めるお客さんが集まる
例えば以前、全身美容を売りにしたサロンのオーナーがいました。
彼女の悩みは、『男性客が増えない』というものでした。
そこで少しお話を聞くと、そのサロンのパンフレットはピンクが基調です。
写真も女性が施術を受けているものでした。
パンフレット以外、ホームページなどもお店自体もそんな感じです。
これは男性が来るには勇気が必要です・・・。
つまり、集客が女性向けなのです。
女性を集客しているから、女性が来るのです。
男性客を集めたければ、男性に向けた集客アプローチが必要です。
顧客を設定しないと料金で比較をされる
さて、若い行政書士のAさん。
彼の仲間のホームページから集客されるのは料金で比較をする人ばかりです。
しかしそのホームページには決して『安さ』を売りにしたものではありません。
ではなぜ、そんなお客さんばかりが集まるのでしょうか?
そのホームページはいわゆる普通の物です。
- 仕事内容
- 住所
- 電話番号
- その人のプロフィール
- クライアントのために「頑張ります!」的な言葉
他の仲間の行政書士さんと同じような内容なのです。
・・・何がいけないのでしょうか?
他と同じであることです。
他と同じようであるということは、お客さんはその人を選ぶ基準が見いだせないのです。
同じ条件の行政書士さんが並んでいたとしたら、お客さんは『安い』『近い』などの選択基準でしか選べません。
同じお店が2店あれば、当然近い方に行きます。
また、お店に全く同じ商品が並んでいれば、安い方を取るのが当たり前です。
だから、同じことしか書いていないホームページではお客さんから「比較的近くて、なるべく安くやってくれるところ」の候補の1つとしての問い合わせしか来ないのです。
成功しているホームページはお客さんから見て他と違う
ホームページからの集客に成功している先生業の方は必ず顧客を選定しています。
そして、そのお客さん向けに運営をしています。
なので、選定された条件に合うお客さんにとっては「自分にピッタリのサービス」になるのです。
自分にピッタリなサービスがここにしかなければ、他と料金で比較をされる確率はグッと下がるということになるのです。
結果としてホームページからの集客も料金以外のものになってくはずです。
まとめ
ホームページなどから集まるお客さんが料金で比較する人たちばかりなのではありません。
あなたのサイトが料金でしか比較できないサイトになっている可能性が高いでのす。
もし料金で比較するお客さんばかりが集まると感じるのであれば、一度あなたのサイトをチェックしてみてください。