具体的な目に見える商品を持たない先生業は、文字などで自分の考えを伝えていく作業は必須です。
その代表的な例がブログ記事の執筆です。
しかし、文章を書くことに苦手意識を持っている人はとても多くいます。
そこで今回は、あなたの考えを読み手にしっかりと伝えるためのブログの書き方を、いくつかのコツとしてお伝えします。
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内容が良くても読みにくいブログは読まれない
人の話を聞いていて、
「結局、何が言いたいんだ?」
「で、結論はなんだ?」
というような気持になったことはあると思います。
また、偉い先生の話でも
「難しすぎて良く分からない」
と思ってしまうことがあります。
どんなに良い内容の話であってもです。
文章も同様です。
どんなに良い内容であっても、読まれなければ伝わることはありません。
つまり、意識をしてきちんと伝わるブログ記事の書き方をする必要があるのです。
ブログはななめ読みが基本
あなたが誰かのブログを読む時のことを思い出してください。
本を読むときのように、しっかりと読むということはあまり多くないはずです。
- 検索結果から、めぼしいものを『何となく』ピックアップ
- タイトルを見て『何となく』読み進めるかを決める
- 開いた記事を『何となく』ななめ読み
結果、アンテナに引っかかったいくつかの記事をきちんと読む。
という感じではないでしょうか?
この『何となく』の段階で、「読みにくい」と感じられたとしたら、その先は読んでもらえる可能性は限りなく少ないということのです。
大切なのはコツを掴むこと
うまい文章。
きれいな文章。
このような文章は、書店のベストセラーコーナーに行けば、たくさん目につきます。
もし、あなたに文章を書く才能があって、このような文章を書くことができるのであれば、思う存分その能力を発揮してください。
しかし、残念ながらほとんど人はそうではありません。
なおかつ、文章書くことに苦手意識を持っている人も多くいるのです。
ここで知っておいて欲しいことがあります。
それは、ブログを書くにはプロのような上手な文章を書く必要はないということです。
大切なのでは、うまいかヘタかではありません。
あなたの言いたいことがしっかりと伝わる書き方ができているか?なのです。
- 美しい文章だが、分かりずらい
- うまいとは言えない文章だが、言っていることは分かる
私たちがまず目指すべきは2なのです。
(もちろん美しい文章で分かりやすいのがベストです)
そして、それはいくつかのブログの書き方のコツを掴むことによって簡単できるようになるのです。
しっかり伝えるブログの書き方 3つのコツ
人の本質としては、人の話を聞くよりも自分が話すほうが好きです。
人間関係を築くという観点から考えると、人の話を聞かずに自分の話ばかりをするのは問題です。
一方で、ネタが豊富で話すのがうまいということは、会話を盛り上げる上では重要な要素ではあります。
そのためにネタ探しで毎朝すべての朝刊に目を通すビジネスマンもいます。
しかし、雑談ならともかく『伝える』となると話は別です。
さらに、文章となるとなおさらです。
読者の中で何かの『?』が芽生えた時点で、読まれることはなくなります。
そこでここでは、読み手にしっかり伝えるためのブログの書き方のコツを3つお伝えします。
ブログの書き方のコツ1.書く前に伝えたいことを1つに絞る
あれもこれもではなく、「この記事で何を伝えるか」を明確に決めてから書くことは非常に重要です。
これによって、文章の一貫性が生まれていきます。
話を付け加えれば付け加えるほど、本当に伝えたいことが薄れてしまいます。
特に、「たくさん伝えたい!」と親切心が高い人も結果的に情報量が多くなりすぎる傾向にあります。
このような場合、読者に十分な理解がされないことになりがちです。
あくまでも伝えたいことと本文がシンプルに一致するように心がけてください。
また、書いている内容が複数に渡ると、読み手は何を求めてブログ記事を読めばいいのかが分からなってしまいます。
ブログの書き方のコツ2.話題が脱線しないように注意する
書き始めてエンジンがかかってくると、それがきっかけでさらに言いたいことが増えてきます。
それらの内容をも盛り込んでいくと、どうしても話題が横道に逸れる文章になってしまいます。
基本的に必要なこと以外は文章に入れないようにしましょう。
読者は自分が求める内容が書いてありそうな記事を読み始めます。
しかし、途中で求めているものから外れた時点で離脱してしまいます。
ブログの書き方のコツ3.別の記事で伝える
上記2で増えた伝えたいことの中には、
「本文からは少し脱線するかもしれないけど、ぜひ伝えたい内容なんだよな~」
ということがあると思います。
そんなときこそ、その別の伝えたいことをテーマとして、もう1個の記事を書いてしまうのがコツです。
これによって、ブログ記事ページを増やしていくことも可能です。
しっかり伝えるブログの書き方のコツはシンプル
難しいことを難しく伝えるのは誰にでもできます。
難しいことこそ、シンプルを誰にでも理解できるように書くことこそが大切です。
そのためにブログの書き方のコツを覚えたほうがいいのです。
自分の記事を読んで「長いな~」と感じた場合は、
- もっとシンプルな表現にできないか?
- もっと短くできないか?
- 記事を複数に分けることはできないか?
を考えてみてください。
このようにコツを掴んだブログ記事の書き方をすることにより、伝わりやすい記事になっていくのです。
お客さんにも読みやすく、たくさん検索される記事を書くことを心がけてください。
まとめ
せっかくあなたの想いをブログに書いているのであれば、多くの人に読んでもらいましょう。
そのためには、必ずしもうまい文章を書く必要はありません。
- 書く前に伝えたいことを1つに絞る
- 話題が脱線しないように注意する
- 別の記事で伝える
まずはこの3つのブログの書き方のコツを実践することによって、誰でも書けるようになっていきます。
プロのようなすばらしい文章ではなく、あなたの想いが伝わる文章をお客さんに届けていきましょう。