競合調査は同業他社だけでは足りません

 

今日は競合調査についてお話をしようと思います。

 

ランチタイムに街に繰り出せば、至る所でランチをやっています。

 

豪華なものから珍しいもの、女性向けにおしゃれな感じをアピールしているもの、安いという価格を売りにしたもの。

各々が自店のランチをアピールして、お客さんを呼び込もうとしています。

 

美容室なども同様で、駅を降りたところでは美容師さんがチラシを配っています。

 

最近では歯科医などのお医者さんや士業の方も競合に負けないように、お客さん集めに必死です。

そこで必要になってくるのが競合調査です。

 

 

競合調査って誰のことを調査するのですか?

 

 

「競合調査って言ったら、それは同業のころだろう!」

という声が聞こえてきそうです。

 

ランチを提供している飲食店であれば、他の飲食店。

美容室であれば、他の美容室。

歯科であれば、他の歯科。

 

確かににそうです。

しかし競合というのはそれだけではないことに気が付かないと、きちんとした競合調査ができません。

結果、お客さんに支持されない会社になってしまいます。

 

 

競合調査をする際の3種類の競合

 

実は、競合調査をするための競合はひとくくりには言えません。

競合を紐解いていくと、そこには3種類の競合がいるのです。

 

直接的な競合

 

いわゆる同業他社です。

美容室であれば、近所の他の美容室。

近所でなくても同業の同じような商品を扱っている会社であることも多くあります。

 

一般的に競合と言うと通常はこれを示すと同時に、この直接的な競合についてしか競合調査をしていない人が多いのです。

 

 

間接的な競合

 

直接的な競合が同業・同製品を扱っている他社であるならば、間接的な競合は
『お客さんに対して、同じベネフィットを扱っている他社』と言えます。

 

例えばあなたがダイエット(痩せる)のできるスポーツジムを経営していたとします。

そこに対してライザップは直接的な競合ですね。

 

しかしお客さんにダイエットというベネフィットを与えることのできるビジネスは他にもあるわけです。

 

  • ダイエットサプリメント
  • フィットネスなどのDVD
  • ダイエット食品
  • ダイエットのツボなどを刺激するサロン
  • ダイエット鍼灸
  • 脂肪吸引などの美容整形外科

 

たぶん、まだまだあるはずです。

 

これらは全て、ダイエットというベネフィットが欲しいお客さんの選択肢になり得るわけです。

 

ここは重要なのでもう少しお話しますが、例えばスターバックスの直接的な競合はドトールやタリーズなどです。

しかしユーザー目線で、スターバックスでパソコンを開いて仕事をしたい人からした場合は、スターバックス以外でも、

  • レンタルオフィス
  • 図書館
  • ファミレス
  • カラオケボックス

などが選択肢に入ってくるのです。

 

もしスターバックスで朝食を食べるというベネフィットを求めた場合であれば、マックのモーニングや吉野家などの朝食メニューが競合になり、図書館は競合ではなくなります。

 

 

つまりお客さんが求めているベネフィットによって競合も変わるということなのです。

 

 

 

お金の競合

 

みなさんも前々から欲しいと思っていても、何かしらの理由で買っていない(買えていない)ものってありますよね?

通常、お金を使う際には優先順位があります。

欲しいものを片っ端から買っていくことはしません。

 

例えば女性が、おしゃれなバッグを見つけました。

欲しい気持ちはありますが、そのお金を友人と行く海外旅行の足しにしました。
または、通常の生活費にしました。

こんなことは多々あるはずです。

 

会社であれば、新しい設備投資をしたいけど少しガマンをして、月末の支払いに回すというのもそうですね。

 

自社商品を買わなかった場合、別のどの用途にお金を使うか?

 

この使われる先も競合となり調査をしなくてはいけません。

 

 

直接的な競合だけを見ていては正しい競合調査はできない

 

きちんとした競合調査ができていないと、直接的な競合には負けているわけではないのに、実は間接的な競合やお金の競合に負けているということがおこるのです。

 

間接的な競合やお金の競合というのは、非常に見えずらいのでなかなか意識しずらいのですが、これらをしっかりと見ていかないと、ジリジリと追いつめられるということになりかねません。

 

一旦立ち止まって、見てみましょう。

 

 

まとめ

 

競合には3種類があります。

  1. 直接的な競合
  2. 間接的な競合
  3. お金による競合

競合調査を行う場合に、直截な競合の調査だけしかしない場合がほとんどです。

 

しかし、しっかりと間接的な競合、お金による競合までを見定めた競合調査をする必要があります。


またお越しください

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