知っておきたいマーケットインとプロダクトアウト

product out

 

今日は、マーケティングの概念である、マーケットインとプロダクトアウトについてお話します。

これは全ての経営者には必要な知識ですので、しっかりと理解しておく必要があります。

 

 

マーケットイン

 

商品を販売する際に、お客さんの意見やニーズに応えるようなものを商品にしていくという考え方です。

アンケートやリサーチなどを通じて、お客さんの意見やニーズや要望を汲みとって、それに応える商品を販売していきます。

 

マーケットインのメリット

 

前もってお客さんの意見やニーズを出発点として商品を作り上げるので、必然的にお客さんの望むものを提供することになり、基本的に作れば売れます。

 

 

マーケットインのデメリット

お客さんの意見やニーズや要望が出発点となるため、お客さんの想像や期待を超えるものを作ることは困難で、革新的なものが生まれてこなくなります。

 

 

プロダクトアウト

 

マーケットインとは逆で、会社側が方針や作りたいもの、作れるものを基準に、お客さんにとって良いと思われるものを商品化して販売していく流れです。

 

 

プロダクトアウトのメリット

 

企業側の発想が出発地点となるので、完成した商品がお客さんの想像し得なかったような革新的な商品になり得ます。

革新的な商品が生まれることも多く、世界の発展に寄与することがあります。

ヒットすれば、空前のブームになる可能性があります。

 

 

プロダクトアウトのメリット

 

逆に、お客さんの意見やニーズや要望が活かされていないので、全く的外れなものになってしまうことがあります。

市場から全く見向きもされずに消えていく商品も多くあります。

 

 

マーケットインとプロダクトアウトの例

 

マーケットイン

 

現在の日本はマーケットインの考え方が非常に強いです。

海外で発明されたものを小型化、高性能化、追加機能を付けて、販売していきます。

 

例えば、ロボット掃除機のルンバに対して、形を三角型にして部屋の角のゴミまできれいに吸い取れる製品などがあげられます。

 

 

プロダクトアウト

 

世の中に革新的な衝撃を与えたものはほとんどプロダクトアウトです。

 

appleのiPhoneや、発売当時のSONY、ウォークマンなどです。

 

プロダクトアウトの製品は革新的なものが多い反面、世間に受け入れられず、消えていくものも多くあります。

パイオニアは実は、20年以上前にスマートフォンのようなものを発売したものの、時代が追いついておらずに消えていったそうです。

 

 

マーケットインか? プロダクトアウトか?

 

では、どちらがよいのでしょうか?

どちらも一長一短です。

 

これは会社の方針で決まってきます。

例えばapple社は、常に革新的な製品を生み出すプロダクトアウトです。

 

一般的には、会社の体力が十分でない場合は、比較的安全なマーケットインが良いとされています。

 

マーケットインとプロダクトアウトの本質的な違い

 

 

マーケットインは、お客さんの意見やニーズや要望を解消する商品です。

逆にプロダクトインは、企業側発信のアイデアで、お客さんから「それ欲しい」と言わせる商品です。

 

つまり、
マーケットインはお客さんの顕在化されたニーズに応えるもの

プロダクトインはお客さんの中に眠っていた潜在的ニーズに応えるもの

と言え、大切なことはどちらも、お客さんのニーズに応えるということです。

 

特に技術やアイデアが豊富にあると、お客さんのニーズを無視してしまうことがありますが、ビジネスはあくまでもお客さんがいて成り立つものです。

 

マーケットイン、プロダクトアウトをバランスよく取り入れ、あくまでもお客さんのニーズに応えるという考え方を忘れないようにしましょう。


またお越しください

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