きのう買ったイカは匂っていませんか?

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さて今回は、小難しい話を度外視して、書きたいことを書いてみます。

ちょっと刺激的なタイトルの秘密は、この記事の最後に書くとして、

「英語を学ぶなら、ネイティブスピーカーから学んではいけない」

って聞いたことありますか?

ちなみに英語のネイティブスピーカーとは、英語を母国語としている人のことです

私達の場合は基本的に日本語のネイティブスピーカーということになります。

 

今日は、あなたの当然や当たり前を基準にしてビジネスをしてはいけませんよというお話です。

 

 

 

なぜ、ネイティブスピーカーから学ばない方が良いのか?

 

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もちろんネイティブスピーカーから学ばないと正しい発音が身につかないなどの意見があるのは理解しています。

それにも関わらず、ネイティブスピーカーから学ばない方が良い理由があるのです。

 

ここで、日本語ネイティブスピーカーのあなたに、これから日本語を学びたい人からこんな質問です。

日本語で数を数えるときに、

  • 1本
  • 2本
  • 3本

と数えますね?

 

では何で『ほん』と『ぽん』と『ぼん』と言うときがあるのですか?

どう使い分けるのですか?

 

さあ、日本語ネイティブスピーカーのあなた、答えられますか?

 

 

考えずにできることを教えるのは困難

 

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普段、日本語ネイティブスピーカーであるあなたは『ほん』と『ぽん』と『ぼん』を何気なく使い分けているはずです。

しかし、これから学ぶ人はその『何気なく』が分からないのです。

何気なく使っているあなたは、それに関して明確に回答することが困難です。

(もちろん、国語教師・日本語教師などの勉強をされた方は別です)

 

私達は普段、当たり前すぎることは意識しないでやっていることについて、それをあらためて説明すること難しいのです。

 

 

感覚で覚えていること

 

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野球の長嶋茂雄の伝説は多々ありますが、彼はある意味、野球のネイティブです。

彼はバッティングを教えるときに

「球がこうスッと来るだろ。そこをグゥーッと構えて腰をガッとする、あとはバァッといってガーンと打つんだ」

のような伝え方をすることで有名です。

 

教えてもらう側がそれを理解できれば問題ありませんが、普通に考えて理解しにくい教え方です。

彼にとってバッティングは、感覚で覚えているもの(何気なくできるもの)なので、説明がしにくいのです。

 

 

英語を学ぶときはネイティブじゃない方が良い?

 

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素人が何かを学ぶときには、ネイティブには思いもよらないことが分からなかったり、疑問に思ったりするものです。

そんな疑問を持ったときに、ネイティブスピーカーではなく、自身も疑問を少しづつ解消して、がんばって英語が話せるようになった人の方が、その疑問に対する考え方や解決法を明確に提示してくれる可能性が高いのです。

 

 

あなたが何かを伝えるとき

 

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あなたがクライアントなどにビジネス上の必要事項を伝えるときにも同じことが起こっている場合があります。

 

通常、あなたはクライアントよりもあなたのビジネスに対してはよく知っているはずです。

さらには数ある職業の中から得意であったものを現在のビジネスにしているはずです。

ある意味ネイティブな状況なのです。

あなたはあなたの仕事に関することを苦もなく、簡単にこなしてしまいます。

 

しかしクライアントは素人です。

すると、

「何でこんな(自分にとって)当然のことができないんだ?」

「何でこんな(自分にとって)当たり前のことにてこずっているんだ」

と、言うことが起こるのです。

 

 

あなたの当たり前はクライアントの当たり前とは限らない

 

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ではどうするか?

あなたの当たり前を分解して考えましょう。

普段当たり前だと思っているけど、言われて見るとうまく説明のできないこと。

それについて説明ができるようにする必要があります。

 

しかし、自分では何が当たり前かが分かりずらいことがあります。

その場合は、普段クライアントや他の人とのコミュニケーションの中で相手の頭の中や、あなたの頭の中に『?』が燈ったところを意識してみてください。

 

 

ネイティブの『何気なく』を説明できるとそれがビジネスになる

 

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  • プロゴルファーのようにボールを遠くまで飛ばすことができたら。
  • プロの料理人のようにおいしい料理を作ることができたら。
  • スーパーセールスマンのように営業成績を伸ばすことができたら。

 

これらのことは各プロの方からすればごく普通のことかもしれません。

しかしこれらを喉から手が出るほど欲しいと思っている人はいるのです。

これらをきちんと説明ができ、学びたい人が理解できるものすることができれば、それ自体が商品となりそこからビジネスを生み出すこともできるのです。

 

まとめ

 

タイトルの

『きのう買ったイカは匂っていませんか?』

はイギリスの書店で売っていた日本語を学ぶテキストに載っていた例題です(まじめな本ですよ)。

日本人からすると「何じゃこりゃ」ですが、文法的にはとてもハイレベルで、学びのある例題だそうです。

私達はそれに気がつかないのです。

あなたもあなたの分野でネイティブになるのは必要ですが、ネイティブでない人がクライアントであることを忘れないようにしましょう。


またお越しください

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