あなたががんばってブログ記事を書いてもアクセス数が0であれば意味がありません。
しかし運よくあなたの記事にお客さんがアクセスをしてきたとしても必ず読まれるとは限らないのです。
最初の数行を見ただけで読まずに去ってしまうなんてこともあります。
今回はアクセスしてきたお客さんに読まれるブログ記事を書くための、難しくないけどとても大切なコツについてお伝えします。
Contents
お客さんが記事を読まない理由
基本的にお客さんが何かを検索するときは調べたいことや、知りたいことがあるときです。
そこで検索結果の中から自分の知りたいことが書いあるであろうサイトに行くのです。
これがアクセスです。
しかしそのせっかく開いたサイトをすぐに閉じて違うサイトに行ってしまう場合があります。
それは大きく2つの理由です。
- 開いたサイトがお客さんの調べたいことや知りたいことマッチしていないと判断した場合
- 読みにくい・分かりづらい・難しいと判断した場合
です。
お客さんの知りたいことにマッチしていないわけですから、1.は基本的には読まれません。
きちんとお客さんの知りたいことをとらえて、検索結果に表示されるタイトルをつけて、それに沿った記事内容を書きましょう。
もったいないのは2.です。
お客さんが訪れてくれた。
そしてお客さんの知りたいことや欲しい情報をしっかりと書いている。
それにも関わらず、それを伝える前に去られてしまうわけですから。
何とかしなくてはいけません。
専門家の記事だから読まれる
あなたはあなたの業界の専門家です。
お客さんは知りたいことを調べた結果、それに応えてくれている(であろう)サイトや記事を選択します。
当然、正しい情報をきちんと書いている記事を求めています。
どこの誰かわからない一般の素人が書いた記事より、その業界の専門家であるあなたが書いたもののほうが信ぴょう性が高いと感じてあなたの記事を開いてもらえる可能性が上がるのです。
つまり、あなたがあなたの専門分野に専門家として書いていることに最大の価値があるのです。
専門家だからこそ陥る落とし穴
私はコンサルタントとして、さまざまな企業の経営者の方とお話しをさせていただいてきました。
経営者は各々その筋の専門家です。
私は各業界のすべてを知っているわけではありません。
経営者は各業界の話を進めます。
しかし私は専門用語が出てくる度に、「それはどういう意味ですか?」と話を止めて何度も質問をします。
なぜならば、質問して確認しないと専門用語の理解ができないからです。
逆の立場ではこのようなことが起こります。
例えば、私のいるコンサル業界では
- 自己啓発
- 内観
- ポジティブシンキング
- マネージメント
- セミナー、研修、勉強会
- コーチング
- カウンセリング
- セルフイメージ
- ブランディング
- マーケティング
このような言葉が多用されます。
ちなみに、『コンサルタント』という言葉もよく考えると分かりづらいですよね。
業界の専門用語は一般にはあまり使わない言葉であること、普通に使っていたとしても意味合いが若干異なることが多くあります。
しかし私にとっては通常使う言葉ですし、同業者であれば問題なく通じる話なのです。
もし私が上記の言葉を多用してお客さんと話をしたら、彼らの立場側からとても分かりづらいことになってしまいます。
このようにその業界にどっぷりと浸かっている専門家は、日ごろその業界関連の人と多く付き合っていることもあり、いつの間にか専門用語を普通の言葉だと錯覚してしまうのです。
ブログ記事を書くときにも使ってしまう専門用語
各業界の専門用語はあなたとってはごく普通の言葉です。
しかしそれはその業界にいるから普通であって、一般的にはあまり使わない用語があります。
ブログ記事を書くときにも同じ現象が起こります。
書き手はその業界のことをなるべく詳しく、間違いのないように書いていきます。
しかし、素人であるお客さんからすると、内容以前に専門用語の意味が分からず理解ができません。
何となく理解できたとしても曖昧です。
そして文章も固く難しい印象を与えてしまいます。
これでは読む気が起きなくて当然です。
結果、その記事は読まれることなく『もっと分かりやすいサイト』へ行ってしまうのです。
読んでもらえるブログ記事を書くためのコツは簡単な言葉を使うこと
検索をして来てくれる方は、基本的には
あなたほどの知識はありません。
当たり前です。
知識がないから調べているのですから。
その人に読んでもらうのであれば、その人が理解できる言葉で説明する必要があるのです。
小学校5年生でも理解できるくらいの文章レベルにしてください。
どうしても専門用語を使う必要があるときには、注釈などを入れましょう。
素人であるお客さんにとって、専門知識は難しいものです。
その難しいことを難しい言葉を使って説明するのではなく、素人にも簡単に分かりやすく説明するように心がけてください。
そこにあなたの記事の価値があるはずです。
第三者にチェックをしてもらう
「専門用語は使っていない!」
「必要な個所には注釈を入れた!」
「分かりやすい言葉で書いた!」
さあ、記事をアップしましょう・・・。
その前に!
他の人に記事をチェックしてもらうことを強くおススメします。
一般の人から見てどれが専門用語か?
一般の人から見てどこに注釈が必要か?
一般の人から見てどの部分が分かりづらいか?
を、専門家であるあなたが判断するのは効果的ではありません。
一般の人目線でチェックしたつもりでもその感覚はたいていの場合ずれています。
これは悪いことではありません。
それだけあなたはプロとしてあなたの業界にどっぷりなのです。
特に最初のうちはその業界に関係ない第三者にチェックをしてもらって、『理解できるか?』を確認してもらってください。
意外なところを「分からない」と言われるはずです。
そのうちにあなたにも一般の人の目線が分かるようになってきます。
まとめ
お客さんに有益な情報を提供することは大切です。
しかし、その記事も読んでもらえなければ意味がありません。
そのための工夫や方法論はたくさんありますが、意識して専門用語や業界用語を控え、あなたが思っている以上に分かりやすく文章を書く意識が必要です。
同じ良い内容であったなら、お客さんはあなたの書いた理解しやすい記事を選択してくれるはずです。
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