起業をすると、まず最初に「集客のために」と、自社ホームページを作る方多いです。
しかし、集客でインターネットを活用したい場合に始めることはブログなのです。
なぜか?
あなたの会社を、お客さんに見つけてもらうためです。
ではなぜ、ホームページではなくブログなのか?
今回はその当たりについてお伝えします。
Contents
見えない商品やサービスを見せる必要がある
先生業の扱っている商品やサービスは、お客さんに対して具体的に見せられるものでない場合がほとんどです。
その中でも、お客さんに自身の扱っている商品やサービスを理解してもらわなければ、購入してもらうことはできません。
また、同時に他社と比べての優位性も示すことができなければ、ライバルに負けてしまいます。
これらをしっかりと説明するには、5分や10分では足りません。
しかし、30分も1時間も黙って聞いてくれるお客さんもそうはいません。
そこで、有効なのがサイトを使って、文章で(場合によっては動画で)説明をするという手法なのです。
文章であれば、あなたの言いたいことや、こだわり、優位性など、思う存分表現することが可能なのです。
目に見えない商品やサービスを扱っている先生業は、インターネットで自身を表現することは必須と言えるのです。
ホームページとブログの違い
そもそもホームページとブログって何が違うのでしょうか?
ちょっと考えてみましょう。
ホームページ
ホームページに書いてあることと言えば
- 会社名
- 会社の住所
- 会社概要
- 代表者の名前と経歴
- 仕事内容
- 扱っている商品紹介
などでしょうか?
つまり、会社や扱っている商品の宣伝(セールス)ですね。
ブログ
対して、ブログに書いてあることは何でしょうか?
- 筆者の近況
- 会社でのできごと
- 体験記
- お役立ち情報
- お得情報
- (扱っている商品を)使った場合の経緯や結果の報告
などです。
もちろん、ブログ自体のテーマによりますが、おおよそこのような内容であるはずです。
これらの内容を通じて、読者はあなたの存在を知ると同時に、良い内容であればあなたに対する信頼感も高まっていくのです。
集客ブログであなたの存在を知ってもらう
何かを調べものをしたくて検索したお客さんに対して
「うちの商品はいいですよ!」
「信頼できる会社ですよ!」
「買ってください!」
という情報を強く提供していたとしたら、どう思いますか?
逆に、調べものをした人の検索に
「原因はこれですよ」
「改善策は○○や△△があります」
「各々のデメリットやデメリットはこうです」
「私は○○と△△の両方を使いましたが、○○の方がよかったです」
このような情報を提供していたらいかがでしょうか?
どちらの書き手を信頼するでしょうか?
当然、後者です。
お気づきかと思いますが、後者はブログの書き方なのです。
集客用ブログでセールスをするわけではない
既存のお客さんは、少なくともあなたの会社を知っているのです。
知っているからあなたと接点があるのです。
インターネットでも同じです。
どんなにお金をかけてホームページを作っても、見てもらえなければ意味はないですし、そこからのお客さんは見込めません。
だから集客ブログを使って
知ってもらう
必要があるのです。
重要なのは知ってもらうことです。
なぜここまで強く言うかと言うと、
決して集客ブログを使ってセールスをするのではないからです。
目的をしっかりと理解して始めてください。
先生業の集客ブログ戦略
インターネットの世界では、検索されて見つけてもらう必要があります。
集客ブログでたくさんの記事を残すことによって、検索したときにブログのどれかが検索結果として見つけてもらいやすくなるのです。
ちょっと詳しく説明しますね。
現在、あなたの会社のホームページは1日に何人が見ているでしょうか?
有名な企業であれば別ですが、正直そんなに多くないと思います。
集客ブログも同じです。
がんばって書いたブログ1記事を1日10人が見てくれたとしましょう。
残念ながら、そんなに多いとは言えません。
しかし、そのほかに10人が見てくれる記事がもう1記事あれば、合計20アクセスです。
10人が見てくれる記事10記事あれば、100アクセス。
100記事あれば1000アクセスになるのです。
毎日、コツコツと記事を増やしていけば、その努力は着実に積みあがっていくのです。
その積み重ねが多いと、googleなどの検索エンジンが上位に表示してくれるようになるのです。
集客用ブログは見てもらう記事を書く必要がある
しかし、集客ブログであなたの日常、お昼にこれ食べました~。
などを書くのではありません。
そんな情報は少なくとも、現在、あなたを知っている人しか興味ありません。
メインターゲットは、まだあなたのことを知らない見込み顧客です。
書くのは基本的に、あなたの業界のお客さんの役に立つ情報です。
これを集客ブログのテーマとし、そのテーマに沿って記事を積み重ねていく必要があります。
通常のホームページであれば、お客さんは会社の概要や製品などを見て終わりです。
しかし、都度、更新される見込み顧客にとって有益な情報が書かれる集客用ブログはお客さんを頻繁にサイトに誘導することが可能です。
まとめ
「うちの業界は、インターネットは当てはまらない」
このように言う経営者もまだまだいます。
しかし、実際はインターネットを使って検索されない業界などありません。
つまり、使い方を工夫することによって、どんな業界でも活用することができるのです。
そして記事を楽しみに読んでくれるお客さんとの信頼関係を深めていくことができるのです。
もし、「自分の業界ではあまり当てはまりそうにもない」と感じているのであれば、それは逆にライバルが少ないことを表しています。
すぐに始めることをおススメします。
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