売上10倍?会社名・商品名、売上の上がるネーミングのコツ

ネーミング コツ

 

少し気になる会社名。

こんな会社の経営者に会うことがあります。

そこで「この会社名はどういう意味ですか?」

と聞きます。

 

すると、大抵の経営者は会社名の由来について意気揚々と教えてくれます。

 

会社名、商品名、肩書など、あなたはどのようにネーミングを決めていますか?

今日は、ビジネスにおけるネーミングとそのコツについてお伝えします。

 

ネーミングが大きなイメージを作る

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以前、イギリスの友人と話をしていた際におどろいたことがありました。

彼らはゲームの『セガ』という会社を日本の会社だと思っていなかったのです。

ヨーロッパーかアメリカあたりの会社かと思っていたようです。

理由を聞くと「日本企業っぽくないネーミング」と感じていたからだそうです。

 

彼らのイメージする日本企業っぽいネーミングと言えば、『TOYOTA』『HONDA』『NINTENDO』です。

確かに、セガはそれらの社名とは違った形のネーミングに感じます。

 

これは良いか悪いかは別として、ある意味、グローバルのイメージ化に成功した例と言えるでしょう。

 

このようにネーミングは、それ一つでそのもののイメージを大きく左右するものなのです。

 

 

意外に知らない日本企業のネーミング

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日本電気株式会社という会社は知っていますか?

 

・・・・けっこう知らない人もいるようですが、NECのことです。

今では完全にNECの方が一般的です。

 

NECの場合は現在も日本電気ですが、

さまざまな理由で社名を変更して、現在では新しいネーミングが一般的になった会社は多くあります。

 

  • 早川電機→シャープ
  • 東京通信工業→ソニー
  • 東洋工業→マツダ
  • 東京芝浦電気→東芝
  • 大阪発動機→ダイハツ
  • 壽屋→サントリー
  • 鐘ヶ淵紡績→カネボウ
  • 三井越後屋→三越
  • 日本産業→日産(ニッサン)
  • 大洋漁業→マルハ
  • 鬼塚運動具店→アシックス

これらはネーミングを変え、現在ではそちらの方が一般に認知されている例です。

 

 

ネーミングの重要性

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ネーミングは私たちが『そのもの』を認知するときに重要な役割を占めています。

 

おもしろいネーミングにひかれて商品にも興味をもつこともあります。

また、覚えにくいネーミングだと人にも伝えづらくなってしまいます。

 

そして、ネーミングひとつで売上に大きな差すら出てくるのです。

 

ネーミングを変更した結果、大きな効果のあった代表的な例があります。

 

サントリーの缶コーヒー『BOSS』

テレビCMでもお馴染みの『BOSS』ですが、元々は『WEST』というネーミングでした。

当時はパッとしない売上が続いていましたが、ネーミングを『BOSS』に変更後、売上は2倍以上になりました。

 

伊藤園の『お~いお茶』

缶入り緑茶『缶煎茶』というネーミングで発売されました。

『お~いお茶』にネーミング変更後に、20年間緑茶シェアナンバー1になっています。

 

ネピアの上質ティシュ『鼻セレブ』

もともと『モイスチャーティシュ』という覚えにくいネーミングでした。

それを『鼻セレブ』とネーミング変更した結果、名前のインパクトもあり、売上は4倍になりました。

 

 

ネーミングを見直しましょう

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これらは、特に有名な成果の出た例です。

しかし、小さな成果であればまだまだあるはずです。

 

これは逆に言えば、ネーミングを見直すだけで、成果に結びつくことが多くあることを意味しています。

  • 会社名・店舗名
  • 商品名
  • サービス名
  • ブログやホームページのタイトル・コーナー名
  • 肩書

 

会社名はそう簡単に変更できるものではないかもしれません。

しかし、考えてみる余地は大いにあるでしょう。

 

 

 

ネーミングを考える際のコツ

ネーミング コツ

 

では、ネーミングをどのように考えるときのコツなどはあるのでしょうか?

的外れなネーミングでは逆効果です。

 

人は0から1を作るのは最も労力がかかると言われています。

ネーミングに関しても同じです。

そこで、ネーミングを考えるコツをお知らせします。

まずは、それに沿って考えてみることをおススメします。

 

ネーミングのコツ1 言葉を組み合わせてみる

 

  • ジャワカレー
  • バーモントカレー
  • プレミアム熟カレー

これは、カレールウの商品名です。

これらの特徴は、2つの言葉を組み合わせてネーミングとしてしていることです。

例えばジャワカレーであれば『ジャワ』と『カレー』の2語です。

 

『○○の△△』を『○○△△』のように変化させていきます。

これはネーミングでは王道の方法で、商品名などでよく見られるコツです。

 

少し高度なテクニックとしては、『ピタゴラス』と『スイッチ』を合わせて『ピタゴラスイッチ』と言うように、言葉を融合させるのもネーミングテクニックです。

 

 

ネーミングのコツ2 同じ意味の違う表現を選ぶ

 

日本で一般に使われている表記としては『ひらがな』『カタカナ』『漢字』『英語(ローマ字)』などがあります。

同じ意味合いでも、表記方法を変えることによって、読み手に与える印象が大きく変わります。

 

 

UCCグループのカフェ、珈琲館などは店舗名をあえて漢字で表記しています。

これによって、お客さんにインパクトと高級感を与えているのです。

 

このほかにも、『写真館』と表現するのか『フォトスタジオ』と表現するかなど、コンセプトとターゲットによって表記と読み方を考えるのがネーミングのコツです。

 

ネーミングのコツ3 言葉を短縮する

 

『ファミリーコンピューター』を『ファミコン』と呼ぶような形は日本人には馴染みが深いです。

これによって、呼びやすさと同時に、親しみやすさが生まれます。

短縮した社名例としては

  • 大阪発動機→ダイハツ
  • 鐘ヶ淵紡績→カネボウ
  • 三井越後屋→三越

などがあります。

 

英語表記の場合は頭文字で表現する方法があります。

例えば『P&G』という会社の正式名称は『The Procter & Gamble Company』です。

他には

 

  • WHO(世界保健機関)はWorld Health Organization
  • FBIはFederal Bureau of Investigation

のような形が一般的です。

 

まずは自由な発想でネーミングを考える

ネーミング コツ

 

このような基本的な考え方を頭の片隅に置き、まずは自由にネーミング案を出してみましょう。

「これはダメだろう」などと考えるより、まずはたくさん出すことが重要です。

 

ポイントは頭を柔らかくして、いろんな視点から見てみることです。

 

たくさん出してから、どれが適切なのかを判断していくのがコツです。

 

 

ネーミング案を精査するコツ

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ネーミング案を考える際は、自由な発想で制限をかけず、なるべくたくさん考え出します。

 

そして、その後にそれを精査するのがコツなのです。

 

なるべくたくさんのネーミング案を出しました。

その中には「良い」と思われるものあれば、「これはちょっと・・・」と思われるのもあるはずです。

 

それでいいのです。

 

その中からベストなものを見つけ出していきますが、A案とB案の良いところを融合させてベストを導き出していく方法も可能です。

 

精査するコツ1 そのネーミング案は分かりやすいですか?

 

ネーミングで『何を表しているのか?』が分かることが大切です。

例えば『バーモントカレー』

ネーミング後部に『カレー』とあるので、カレーであることが分かります。

もしこれが『バーモントルウ』だったら、カレールウであることが伝わりずらくなってしまいます。

 

精査するコツ2 そのネーミングは言いやすいですか?

 

おしゃれ感を出そうとしすぎた結果、早口言葉のようなカタカナの羅列のようなネーミングになっているものを見かけます。

また、同様の理由で長いフランス語のようなネーミングもあります。

このような場合、「覚えずらい」「言いずらい」などの理由で、浸透する可能性が低くなります。

 

精査するコツ3 そのネーミングは効果を分かりやすく表現していますか?

 

用途などをネーミングに入れ込むことによって、お客さんに分かりやすく伝えます。

その点では小林製薬のネーミングが秀逸です。

  • 熱さまシート
  • トイレその後に
  • シビラック (手足のしびれを押さえる)
  • イララック (イライラを押さえ)
  • ボーコレン (排尿痛など)
  • ガスピタン
  • キズアワワ
  • のどぬ〜る

などがあり、ネーミングにインパクトがあると同時に、一発で内容を表現しています。

 

精査するコツ4 そのネーミングは親しみやすいですか?

 

ここは感覚の部分が強いので、一概には言えませんが、商品によってそれに適した親しみやすさがあります。

 

『おばあちゃんのぽたぽた焼き』などは分かりやすい例です。

また、ひらがなで『ばかうけ』も何とも言えない親しみやすさがあります。

 

一見、意味の分からないカタカナでも、語音がなんとなくリズミカルで良い場合もあります。

インターネット上で個人売買サイト『メルカリ』などがいい例です。

 

精査するコツ5 そのネーミングは省略して表現できますか?

 

前述のように『ファミリーコンピューター』を『ファミコン』と略すような形が日本語には多く見られます。

最近では『google』で検索することを『ググる』というような略し方もあります。

ネーミングの際にそれを見越して、省略のしやすさを意識してネーミングをするパターンです。

 

精査するコツ6 そのネーミングは相手の記憶に残りますか?

 

これは例を出すまでもなく、良いネーミングは記憶に残ります。

テレビCMなどを思い出してみたら良いでしょう。

 

 

良いネーミングにはコツがある

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良いネーミングにはしっかりとしたコツがあります。

なんとなく記憶に残る商品、なんとなく響きの良い会社名、なんとなく気になる肩書。

 

これらのネーミングは何となく作られたものではないのです。

作り手がしっかりとこれらのコツを踏まえて作られたものがほとんどです。

 

それが結果として、ビジネスの成功につながっているのです。

 

 

まとめ

 

ネーミング一つでお客さんの反応が変わります。

 

結果、売上も変わります。

 

ビジネスにおいては、扱っている商品やサービスはもちろん、会社名も含めて、全ては対外的に表現していくものです。

お客さんにグッと響くネーミングを考えてみましょう。

またお越しください

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