漫才コンテストがおもしろくないわけ

先生業の要点

 

 

M-1グランプリ
R-1グランプリ
キングオブコント

お笑いのネタコンテストが
恒例のように行われています。

あなたは見ていますか?

私は
好きでよく見ていたのですが、
最近はさっぱりです・・・。

何だか、
以前ほどおもしろくない
気がするんですよね~。

なんてことを思っていたら、
ダウンタウンの松本人志が
こんなことを言っていました。

「ネタのコンテストの審査委員を
誰か1人にした方が良い」と。

あの手の番組の審査員って、
5名とか10名とかがいます。

そして
それぞれがそれなりの著名人や
お笑いの偉い人だったりします。

その人たちが
各々ポイントとか持っていて、
合計得点の高い人が優勝・・・。
みたいな流れです。

審査員は老若男女いて、
(若はあまりいませんが)
いろいろな趣味嗜好の人たちです。

高得点を取るには
『その人たちからまんべんなく』
評価される必要があるわけなんです。

つまり、
『みんなに好かれるネタしか優勝できない』
ということです。

松本人志は
これが「レベルを落とす」と
言っているのです。

誰かに思い切り嫌われるけど、
ある層にはめちゃくちゃ受ける

そんなネタが見たいと。

確かにその通りだと思うのです!!

これは
私がいつも言っている
マーケティングと同じです。

みんなに
平均的に好かれる無難なものは
大企業が売っています。

全員には売れないけど、
一部の人は猛烈に気になって
買わずにはいられないもの。

お客さんは
自分をそんな気にしてくれる
ものを待っています。

あなたが売るべきものも
そういうものであるはずです。

そういう意味で、
最近のお笑いのネタコンクールは
おもしろくないな~と
思ってしまうのです。

 

 

またお越しください

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