少し前の話になりますが
大手クーポンサイトの
グルーポンが撤退しました。
その
数年前には
複数のクーポンサイトがあり、
ちょっとしたブームになっていました。
当時、
私のお客さんでも
クーポンサイトからの営業が
頻繁に来ていて
実際にクーポンを出している
店舗もいくつかありました。
店側の狙いとしては
まず
クーポンを使って
比較的安価にサービスを体験してもらう。
↓
サービスが気に入ったら
その後は定価でリピートしてもらう。
というものでした。
しか実際は
安価に多数のお客さんが殺到。
↓
経営者の体が壊れるくらいの仕事量。
しかし極端な割引のため利益にならず。
↓
その後にリピーターになる
お客さんは圧倒的に少ない。
という状況でした。
ある意味それは
当然の結果です。
なぜならば
店側の意図として
売りたいものは
質の良いサービスです。
質が良いので、
それなりの価格になるのは当然です。
なので、
それを分かって
そこに価値を感じてくれる
人こそがお客さんです。
一方お客さん側は
クーポンの最大のメリットは
お得感=値段です。
そこに価値を見出す人が
クーポンを買ってお店に来るのです。
・・・ギャップがありますよね?
このお客さんに
サービスを提供して
良さを実感してもらい
「定価でも来よう!」
と思ってもらうと言っても・・・
そのハードルは低くないのです。
もちろん
それに懲りた経営者は
その後にクーポンサイトの
利用をやめました。
すると
クーポンサイト側は
あらたなお店などに営業をかけ
クーポンを発行
↓
以下繰り返し
↓
限界
↓
撤退
という流れなんだと感じます。
お客さんを呼ぶには
安さやお得というのは
とても強力なツールです。
しかし
安易な値下げは自分の首を絞める
ことです。
簡単に安易な方向に走らず
きちんと届けたいお客さんに届けるには?
ここに注力していきましょう!!
※
ここぞ!
と言うときには値下げという方法を
使う場合もあります。
ただ、肝はその使い方です。
その方法はまた後日(笑)