それ・・・もったいない

先生業の要点

 

先日、
都内で割と有名な
昔ながらの商店街を歩いていました。

テレビなどでも頻繁に
取り上げられている
「がんばっている商店街」です。

そこに
昔から営業しているであろう
和食屋さんがありました。

店前に立て看板を出して
『テイクアウト』をアピールしています。

そして
その立て看板にテイクアウトの
目玉が書いてあるのですが

「釜めし 900 → 500円!」

となっています。

個人店でこの割引は
かなりのがんばりなはずです。

ただ・・・
そのがんばりが・・・

「釜めし 900 → 500円!」
という表記だと
金額面しか伝えていないんです。

もったいない!!

もちろん
「安い」
というのは大きな魅力です。

しかし、
それは魅力の一つに
過ぎないはずなのです。

また、
安さ『だけ』を強調してしまうと
品質や味などがおざなりに
なっているような印象に
なる場合すらあります。

では
どうすべきだったのか?

おそらく釜めしを
アピールするということは
釜めしに自信やこだわりがあったはずです。

なのに
価格しか表示しなければ
それはほぼ伝わりません。

例えば

  • ○○産のお米
  • 天然ものの魚介類
  • △△産地鶏
  • こだわったダシ
  • その他調理法など

『具体的』
伝える必要があります。

それらを伝えたうえで
「釜めし 900 → 500円!」
となっていたら、
印象も変わるはずなのです。

こういうと
「何だか自画自賛みたい」
と嫌がる方も多いですが、

お客さんには
言わなければ伝わりません!!

伝わらなければ
そのこだわりも努力も
お客さんにとっては
無いと同じことになってしまいます。

誇大広告ではありません。
あくまで事実の説明です。

お客さんには
しっかりと説明をして
価値を感じてもらう
工夫をしましょう!

 

またお越しください

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