ノムさんの教え

先生業の要点

 

プロ野球の
名将野村克也さんは
野球のキャッチャー・監督という観点から
いくつもの本を書いています。

そして
それはビジネスにも多いに
共通する部分があり
私も参考にさせていただいています。

その中で
野村さんがキャッチャー時代に
バッターに対して
「一球目の『反応』を見て以降の球を決める」
と言っていました。

一球目に対する僅かな『反応』から
それを手がかりに
どんなボールを待っているのか?
どんな精神状態なのか?
などを読み取って

そして、
それに反する球を選ぶことによって
打たれるのを防ぐということですね。

話は変わってビジネス。

よく、
「準備が整ったら・・・」
などのいろんな理由で
『やるべきことの先延ばし』
をする経営者がいます。
 
完璧に準備を整えて
絶対に失敗しないようにしてから
スタートしたいのでしょう。

そんな場合、
いつまで経っても始まりません(笑)

または
何とか始まったとしても
ライバルに遅れをとります。

思い出してください。

野村さんはまず
一球投げます。

そして
「その反応を見て次以降の球を決める」
わけです。

一球目の『反応』という
手がかりがあるから
それを基準として
次以降の策が絞られるのです。

手がかりがなければ
それこそ雲を掴むような話です(笑)

ビジネスでも同様です。

まずは
『アクションを起こしてみる』

その『反応』を基準として
次以降の施策を考える。

この方が
圧倒的に早く制度の高いものが
できあがるはずです。

もちろん、
「早く出す」といっても
まったくダメダメな
ものではいけません。

ものによりますが、
60点くらいであれば
出してみた方がいいかもしれません。

 

またお越しください

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