せっかくの『良さ』が伝わらない

先生業の要点

 

冷蔵庫の役割は
「ものを冷やすこと」
です。

しかし、
以前から言われることですが、
極寒地では冷蔵庫を
「凍らせないため」
に使用するとか(笑)

これ・・
とくにちょっと昔まで
冗談ではなく本当の話だったそうです。

つまり
同じ冷蔵庫という商品でも
使う人の状況によって
使用目的が全く変わるということです。

これはちょっと
極端な例ですが
こんなことは普通にあります。

例えばスマホについて

【Aさんが求めること】
遠方の孫と顔を見て話せるテレビ電話

【Bさんが求めること】
YouTubeなどのエンターテインメント

テレビについて

【Aさんが求めること】
大好きなアイドルのコンサートを
見てストレス発散

【Bさんが求めること】
毎晩のニュースで情報収集

歯医者さんについて

【Aさんが求めること】
痛くてたまらない虫歯を今すぐ治してほしい

【Bさんが求めること】
白くて丈夫な歯のメンテナンス

このように
同じものでもAさんとBさんで
得ているものは違うのです。

ちなみに
あなたの売り物も
商品そのものではなくその先の
お客さんが得ているものです。

これを
お客さんは買うのです。

商品はそれを得る手段にすぎません。

では
あなたの売り物はなんなのでしょう?

Aさんが得たいもの?
Bさんが得たいもの?
それともCさん?
いやいやDさん?

みんな違うんだから
なかなか決まらないですよね?

つまり
誰に売るかを決めないと
あなたの売っているものは
「これです!」
って言えないのです。

そんな状態で
商品やサービスが持っている
本当の良さなんて伝わりません。

誰のためのものなのか?
それを決めると
「これを提供してます!」
って明確になりますよ。

 

またお越しください

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