お客さんに「NO」を言わせない?

先生業の要点

 

とある
凄腕営業マン。

彼の必殺技はお客さんに
「NO」を言わせないプレゼン!
です(笑)

彼は頭の回転が速く弁が立ち
彼のプレゼンを聞くと、
確かにごもっともなので、
お客さんは「NO」が言えなくなります。

つまり、
断れなくなるんです(笑)

なので、
かなりの高確率で
商品を売ることができます。

・・・しかし
こんなプレゼンは
あまりおススメできません。

分かりやすく説明をするために
言葉を選ばずに言いますね?

彼のプレゼンで
理論的に「NO」が言えないのと
「納得した」は必ずしも同じではないってことです。

事実、
彼は契約数も多いですが、
その後のキャンセル数も多いのです。

つまり、
その場で「NO」は言えなかったとしても
納得したわけではないので、
その後のキャンセルにつながる
と言うことです。

さらに、
実際にキャンセルという行動まで行かないけど
に納得はしないまま・・・
というお客さんも多いはずです。

まあ、
それでも差し引きして
トップ営業マンなのですが。

商品を1回売って終わり
というサービスならば
彼の方法でも売上にはなります。

しかし、
私たちのような先生業の場合は
契約した後に関係性が続いて行く
というビジネスモデルです。

「NO」を言わさないプレゼンで
「NO」が言えないまま契約したとして
その後に良い結果になるのは厳しいです。

そもそもが、
“「NO」を言わせないプレゼン”
自体が売り手の都合のみを反映した
時代遅れの考え方です。

今はやっぱり、
“「NO」を言わせない”ではなく
「売ってください」と言わせる
そんな売り方をしないとダメですよね(笑)

またお越しください

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