『お客さんの獲得』
は経営者共通の課題です。
しかし、
「どんな人がお客さん?」
について曖昧な場合があります。
お客さんは
大きく2パターンいます。
- あなた(の商品)を知っている
- あなた(の商品)を知らない
です。
例えば整体院の例で考えてみましょう。
Aさんはギックリ腰になりました。
治すために考えた選択肢は
- 病院
- ひたすら安静
- 湿布などの市販薬
- 鍼灸などの東洋医学
- 整体院
でした。
Aさんは
整体院の存在。
そして整体院がギックリ腰に
対応していることを知っていました。
なので、
すでに選択肢の中に『整体院』があるのです。
この場合Aさんの思考は
(他の選択肢と並列で)
「どの整体院がいいかな?」
となっています。
分かりやすい例で言うと
Aさんがネットで検索するときは
『ギックリ腰 整体』
『○○市 整体』
『おすすめ 整体』
となるのです。
すでに選択肢の一つなので
「いいな!」と思われれば
購入してくれます。
しかし反面、
同業者と徹底的に比較されます。
大企業・有名企業含め
多くの同業者と取り合いになります。
しかし、
Bさんの場合は大きく違うのです!
Bさんの特徴は
現段階ではあなた(整体)を知りません。
なのでまず『知ってもらう』
という作業が必要になります。
もっと具体的に言うと
あなたの商品(整体)がBさんの悩みに
答えるものであることを知らせるのです。
ほとんど場合Bさんは、
あなたのことを
「なんとなく知っているけど自分とは無縁」
(または「よく分からない」)
と思っています(笑)
しかし、
知ってもらえれば、
その時点で知らせたあなたが優先順位の
トップに来ることがほとんどです。
そしてその場合のほとんどが、
大企業を含めた同業者はまだ
Bさんを狙えていません。
という特徴があります。
そして、
当然ですが世の中には
AさんよりのBさんの方が
圧倒的多数なのです(笑)
となると、
小規模事業者としては
Bさんを狙ったほうが賢いことが
分かってもらえるはずです。
Bさんを狙うにあたって
大きな壁となる
「知ってもらう」
これはマーケティングで
クリアすることができます。
あなたの周りには、
莫大な数のBさんがいるのです。
ちょっと考え方を変えて
同業ライバルと、
少ないAさんを取り合う
そんなビジネススタイルから
卒業しましょう!