先日、
ある歯医者さんと
お話をしていました。
すると
彼がこんなことを言っていました。
「歯を削った時に
口の中にたまる水をゴクゴク
飲んじゃう患者さんがいるんですよ~(笑)」
と・・・・。
どういうことかと言うと・・・
以下解説———————————-
虫歯をドリルで削る際に
摩擦で熱を持ってしまいます。
ときどき、
口から焦げたような匂いが
するのはそのためです。
その熱を逃がすために、
水をかけながら歯を削るのです。
で、
水が口の中にたまるので、
歯科助手の方がバキュームで
吸い取ってくれるわけなんです。
その水を飲んでしまう
患者さんがいるとのことです。
解説ここまで———————————-
その歯医者さんは、
「ね~、おかしいでしょう(笑)?」
てな感じでした。
・・・いや、
おかしくありませんから!
口の中にたまった水を
飲まないほうがいいというのは、
歯医者さん業界では常識かもしれません。
しかし少なくとも、
一般人には常識じゃないです。
となると、
その患者さんが水を飲んでしまうのは、
歯医者さんが「飲まないでください」
って伝えていないのが原因です!
プロはその業界のプロの目線で
ものを見ています。
そのまま、
お客さんに相対しても
目線が違い過ぎるのです。
ここで
目線を合わせるのは、
当然プロの方なのです。
プロから、
お客さん目線に合わせて
相対をしなければビジネスになりません。
「これくらいは分かってるだろう?」
それって、
本当にお客さんの目線で言っていますか?
あなたの
業界のプロの目線で言っていませんか?
プロは、
プロとしての高いレベルを持ちながら、
素人である客さんに目線を合わせて
分かるように伝えられるから価値があるんです。