高いハードル

先生業の要点

 

イギリスでの話です。

とある場所に向かおうと
バスに乗っていると、
途中で乗客全員降ろされました。

運転手曰く、
「勤務時間終了なので帰る」
と・・・・。

アメリカでの話です。

ファストフード店で、
注文したものに不足があったので
注文を取ってくれたアルバイトの
女性にそれを言うと、

無言でバーン!!と
商品が乗っているトレイを
床にたたきつけて、
「次の人!!」
と無視をされました。

旅行に行こうと、
旅行代理店で打ち合わせを
しているとある日突然、
担当者が長期休暇に
入ってしまいました。

困って、
別のスタッフに言っても、
「私の仕事ではないから」
と取り合ってもらえませんでした。

働いていた会社に泥棒が入り、
警察に通報したら
「明日行くからそれまで現場はいじるな」
と言われてその後、
仕事にならなかったり・・・。

このようなことは、
外国では日常茶飯事です。

もちろん、
その国の常識もあるので、
これら一概にダメだと
いうわけではありませんし、

それに全員が
そういう働き方をしている
というわけでもありません。

しかし、
少なくとも日本では
上記のようなことはまず起きないでしょう。

つまり、
最初からサービスなどの最低ラインが
高いということです。

それがあたり前なのです。

前提の
あたり前のレベルが
高ければ高いほど、
サービスを提供する側は大変です(笑)

知人の
飲食店専門コンサルの人は
こう言っていました。

日本のレストランは、
どこもおいしい。

それはあたり前。

それだけで
お客さんが来ると思っていると
潰れていくと・・・。

  • 味が良いから
  • 腕が良いから
  • マジメだから
  • 資格を持っているから
  • 頑張っているから

は、
それ自体はリスペクトされるべきことです。

しかし、
残念ながら日本ではそれが
あたり前とも言えるのです。

良いものを提供すべく、
勉強をして腕を磨き商品を磨き、
それがあたり前ならば・・・

その次に必要なのは
マーケティングですよ。

ハードルは高いですが、
それはみんなが頑張った結果なので
仕方のないことです。

そこを乗り越えた先が
本当の勝負なんです(笑)

またお越しください

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