とある
公認会計士さんから
相談を受けました。
曰く、
会計士さんとして、
企業の『お金』に関するアドバイスや
サポートをしてきた。
そこには
絶対の自信を持っている。
しかし最近、
お金が円滑に回っている『だけ』
の会社サポートに疑問を感じている。
つまり、
企業の発展にとっては、
お金と同時に従業員などの『人』
のサポートもしていかないと
片手落ちではないか？？？
という、
とてもまじめな方で、
その『人』を強力にサポートできる
ノウハウはないか？
という相談でした。
ここで何度かお話していますが、
私は前職で人材育成系のコンサル会社に
いたのでその辺は知っています。
そこで、
その方の考えをお聞きし、
信頼できるコンテンツを
いくつか紹介しました。
どれも、
アメリカなどで開発された
実績のある人材育成や組織開発の手法です。
そこでさらに、
こう聞かれました。
「この中のどれが一番いいですか？」
この質問に私は
「う～ん」と悩みました。
どれもすばらしい手法です。
正直、
どれもいいんです！！(笑)
なので、
言い方を変えれば、
どれでもいいんです(笑)
大切なのは、
「どれがいいか？」
ではなく、
どれでもいいから、
きちんとやり切ることだと思いました。
なので、
彼は彼の感性でまず1つを選び、
そこに全力投球していくことになったのです。
これは、
マーケティングでも同じです。
やり方は1つではありません。
なので、
目移りするのは分かります。
しかし、
どんなすばらしい手法でも、
結果が出る前に違う手法に
移行していれば
絶対に成果は出ません。
たまごはひなになるまで
温め続けないとダメなんです。
・・・しかし、
瀬戸物のたまごは
どんなに温めても
絶対にひなにはなりません。
その見極めも大切です(笑)
