実はコントロールしている

先生業の要点

 

会話をしていて、
話す側と聞く側。

どちらのペースで会話が進んでいるのか?

と聞かれれば、
ほとんどの場合話す側だと答えるはずです。

まあ、
だいたいがそうなんですが、
時々違う場合があります。

話し手が
たくさん話をしている。

しかし、
実はそれは聞く側のペースである。
という場合ですね。

それはどんな場合かというと、
聞き手が質問をしている場合です。

分かりやすい例で言うと、
明石家さんまさんの番組。

さんまさんが、
司会という立場で
雛段に座っている芸人たちが
いろんな話をしていきます。

その時にさんまさんが
雛段に座っている芸人たちに
「○○(芸人)はどう思う?」
というような質問を振るのです。

すると、
その芸人がその質問に沿った
話をしていく。

で、
そこで話が盛り上がるように、
その質問を掘り下げたり
他の芸人にも質問をしたりする。

そして、
切りのいいところで、
さんまさんがそれに対しての
コメント(まとめ)を言って
ドカン!と笑いが起きる。

そんな感じです。

もちろん、
この場合は全員がプロなので、
さんまさんの質問の意図に沿った
話を展開していきます。

しかし、
特にビジネスでの会話では、
聞き手としてペースを握れた方が
上手くことが運ぶ場合が多いです。

話し手から
出て来る話の内容は、
実は質問の仕方で大きく変わります。

どのような質問をするのか?

これが、
会話を作る大きなカギです。

またお越しください

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