人材?人財?

先生業の要点

 

私は前職で
社員教育をメインでやっている
コンサル会社にいました。

それを
一般的にはそれを『人材育成』と言います。

そこに、
「社員は材料ではない!財産なんだ!」
と言う深い意味を持たせて

『人財』

なんて表記をする人もいます。

さらにさらに

「良くない社員を会社に残しておくのはダメ」
ということで、そういう人は
「人罪だ!」
なんてのもあります(笑)

え~と、
どれが正しいかとか言うつもりはないです(笑)

このように
漢字は文字に意味があるので、
同じ発音でも違う意味を表現できます。

だから、
「人材ではなく人財を育てます」
なんておしゃれなことが表現できるのです。

すばらしい思います!

しかし、
ここで気がつかなくてはいけないは、
このような表現は文字だからできる
ということです。

上記を口頭で言うとしたら
「じんざいではなくじんざいをそだてます」
となります(笑)

なんのこっちゃ分かりません(笑)

そこで、
こんな時話し手は、
「ざいりょうのざいのじんざいではなく、
ざいさんのざいというじのじんざいをそだてます」

みたいに言うことが多いですが、
はっきり言って聞いている方はめんどくさいです(笑)

他にも
教育を共育
と表現したり

〇〇円を〇〇縁
としたり

と、いくつも例があります。

決して
漢字の読み方を変える手法を
否定しているわけではありません。

しかし実際は、
文字ではなく口頭で使える場面って多々あります。

その時に、
きちんとスマートに伝わるように
最初から考えておいた方がいいですよ(笑)

またお越しください

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