近畿大学の養殖マグロ

先生業の要点

 

『近大マグロ』
って聞いたことありますか?

近畿大学が32年の年月をかけて
それまで難しいと言われていた
完全養殖に成功したクロマグロです。

この近大マグロを出すお店に行ってきました。

そもそも『近大マグロ』自体が
ブランドとして確立しており、
これを目当てに新規のお客さんが
こぞって来ているようでした。

また、
近大マグロ以外にも
同大学で養殖された魚もあり、
各魚が出されるたびに、
その魚の詳しい説明と
養殖に関する豆知識を伝えらます。

マグロに関しては、
水揚げされたときのサイズなど、
細かく説明され
近大マグロである証明書(のようなもの)
もついているのです(笑)

このような付加価値を
十分に伝えられてから食べる
魚がおいしくないはずはありません(笑)

ただ単純に、
食べものとして出されたものを
食べただけは「おいしいね~」
で終わってしまいます。

その食べものに
どれだけのこだわりや
ストーリーがあるのか?

これらをしっかりと
伝えることによって、
お客さんが感じる価値は倍増するのです。

これは、
マーケティングの基本であり、
このお店はその辺をしっかりと
押さえていました。

味だけではなく、
トータルのマーケティングを考え
実践していく。

結果として、
新規のお客さんが来て、
十分に満足して帰っていく。

こんなお店作りを
しているようでした。

これは、
私たちにも通じる大事なことです。

すばらしい資格を持っていても
すばらしい技術を持っていても
すばらしい先生に従事しても

それがどれだけすごいとなのか?

それを
お客さんに伝えなければ、
あなたの価値は十分に伝わらない
可能性があるのです。

通常、
お客さんはそのすごさを分かっていません。

だって、
お客さんは素人だから(笑)

ちなみに、
近大マグロを食べるには、
単品ではなく盛り合わせでしか
出していません。

ちょっと意地悪に感じる売り方ですが、
それでも繁盛しているのは、
上記のようなマーケティングが
成果を上げている証と言えるでしょう。

またお越しください

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