もったいないプレゼント(笑)

先生業の要点

 

先日、
ある組織が主催する
パーティーに呼ばれていきました。

申し込みの段階で
会費を支払うのですが、
そこにこう書いてありました。

「最後に素敵なプレゼントがあります」
と。

別に
プレゼントを期待していたわけではないですが、
「プレゼントがあるんだな~」
と認識していました。

で、当日。

会場には
100名を超えるお客さんが集まり、
協賛企業もかなりの数でした。

それなりに盛り上がり、
会が終わってお客さんが帰るときに
プレゼントが配られました。

で、中身は・・・。

全部、
主催企業と協賛企業の
宣伝チラシとパンフレットでした(笑)

もう、
ズシリと重いくらい(笑)

主催者側とすれば、
良い宣伝になると思ったのでしょう。

これが
プレゼントなのか?

ちょっと分かりませんが、
私は
「もったないないな~」
と感じていました。

期待していなかったとしても
高価でなかったとしても

やはり
プレゼントは心に残ります。

特にその時は、
帰り際の最後に渡しているわけですし。

会も良かった。

そして、
プレゼントも良かった。

だとすれば、
これはマーケティングで言うところの
『返報性の原理』
に当たり、
参加者は好印象を持ち、
お返しをしたい気持ちになるのです。

しかし、
最後の最後で
それが崩れてしまったわけです(笑)

もし私なら、
絶対にお客さんに喜んでもらうものを
プレゼントとします。

仮に
ちょっとくらいお金をかけてもです。

もしも、
そのちょっとのお金もかけられない
ということであれば
何も渡さないほうがマシです(笑)

受け手の立場に立つことを
忘れてしまうと、
宣伝のつもりが逆効果に
なってしまうこともあるのです。

気を付けましょうね(笑)

またお越しください

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