探偵ナイトスクープ
というテレビ番組があります。
もう、
30年くらいやっているのでは(笑)?
その中のある回。
詳しい話は省きますが、
レポーターが子供のようになって
待ちゆく大人に疑問をぶつける。
そんなことをしていました。
例えばこんな感じです。
レポーター・以下(レ)
「なんで学校に行かなきゃいけないの?」
街ゆく大人・以下(大)
「しっかり勉強して
立派な大人になるためだよ~」
みたいな感じです。
そこで、
ちょっと意地悪なこんな質問をしました。
レ
「なんで大人はキスをするの?」
するとちょっと困ったように
大
「お互い好きだからだよ~」
その人は60代くらいの男性です。
レポーターはさらにこんな質問をしました。
レ
「若いころおじちゃんもしたの?」
今までしゃれを理解して
子供に話すように話していたそのおじさん。
しかし急に
大
「ああ、したよ!」
「大いにしたよ!」
「して悪いか!?」
「え?!」
と、いきなりキレたのです(笑)
もちろんこの変貌ぶりに
スタジオでは大爆笑が起こったのですが、
ここで分かるのは、
人は自分の
本当のことを言われると冷静でいられない
ということなのです。
例えばビジネスでも、
「あなたの会社は景気悪いですね」
って言われるとムカ!
っとしてしまいます(笑)
「あなたダメですね!」
って言われても同様です。
だけど、これを
「最近○○業界は不景気ですね」
や
「ダメな経営者は多いですね」
と、言われるとあまり腹が立ちません(笑)
一般論を言っています。
・・・・しかしそれでも、
当の本人は心当たりがありますので、
気がついているのです(笑)
先ほどのキス話も、
「あなたは若いころキスしたの?」
ではなく
「みんな若いころはキスしたの?」
だったら怒らなかったはずです。
コンサルのようなことをしていると
悪い箇所を指摘しなくてはいけない
場面に出くわします。
それを、
ストレートに指摘するばかりではなく、
ちょっと変化球を使うと
すんなり受け入れてくれる可能性が高まりますよ(笑)