お客さんが「買う」と決めるために必要なこと

先生業の要点

 

ビジネスをしていると
お客さんに良くなってもらおうと
もっと買ってもらおうと

良い商品やサービスを開発します。

最新の技術や
日本初上陸のノウハウ。

こういうものを盛り込んだ
商品やサービスを見ることがあります。

では、
このようなものが
必ずしも売れているか言えば
そうとは限りません。

最新なのに・・・
良いものなのに・・・

なぜなんでしょうか?

私が小学生の頃に
ファミコンブームでした。

クラスメイトのほとんどが
ファミコンを持っており、
ゲームソフトの貸し借りが
頻繁に行われていました。

そんな中、
ファミコンの周辺機器として
『ファミリーベーシック』
というものが発売されました。

ファミコンにパソコンの
キーボードみたいのを取り付けて、
プログラムを入力すると
自分でゲームが作れる!

みたいなものでした。

大々的にテレビCMも放送され
私たちの間では「すげー!」
という感想を持ちました。

しかし、
ファミリーベーシックを
購入した人はあまり多くありませんでした。

正直、
私もあまり欲しいとは思いませんでした。

なぜなら、
私には難しそうと感じたからです(笑)

そこで、
数少ないファミリーベーシックを持っていた
友達の家で触らせてもらいました。

しかし・・
なんのこっちゃ分からない・・・。

黒い画面に
英語みたいなプログラムのようなものを
打ち込まないと何もできないのです(笑)

おそらく、
きちんと勉強すれば自分でゲームを
作れたりするんでしょうけど、
私には無理でした(笑)

「自分には難しい」
と思ったから

最新なのに、
良いものなのに、
欲しいと思わなかったのです。

これ、
すごく大事です。

最新なので
「あれもできます」
「これもできます」
「こんな機能もついてます」
・・・・

専門家はこのようなものを提供します。

しかし、
どんなに良いものでも
「私でも使える」
という感覚を感じてもらわないとダメなんです。

あなたの提供しているものはすばらしいと思います。

しかし、
同時にお客さんから
「私にもできる!」
「私にも使える!」
って、思ってもらえてるかは
しっかりと注意しましょう。

またお越しください

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