ファインプレーはいらない

先生業の要点

 

ここ数年、
日本のプロ野球は
圧倒的に広島が強いですね。

って、
今日はめずらしく野球の話から
始まりました。

しかし、
野球の話だけではないので、
野球に興味のない方もぜひ
読み進めてくださいね(笑)

広島に
菊池という選手がいます。

特に彼の守備がすばらしく、
普通の人が取れないようなボールでも
取って、アウトにしてしまいます。
(できるだけ野球を知らない人でも
分かるように伝えてています)

その華麗な守備から
『忍者』なんて言われています。

とは言え、
そんなファインプレーが頻繁に
出るわけもなく、
基本は淡々と守備をこなしています。

「ふ~ん、じゃあ、
普段は波の選手と変わらないじゃん?」

一見、
そんな風に感じるかもしれません。

また、
そんな風に見えるかもしれません。

しかし、
菊池選手や守備のうまい選手というのは
他に人なら精いっぱい腕を伸ばして
ファインプレーになるような
ボールもまるで普段と同じような
守備で捕ってしまうのです。

もちろん、
形は普段の守備なので、
周りからみれば普通の守備です。

しかし、
他の選手であれば難しいボールなんです!

それを、
普通の守備で捕ってしまうことこそに
価値があるんです!

これって
ビジネスでも全く同じです。

とかく、
ビジネスでもファインプレーが
目立ちますし、もてはやされます。

難しい商談をまとめた
きびしい困難を乗り越えた

など。

しかし、
中にはそれをファインプレーに
見せずに淡々と処理する人が
一番すごいんです(笑)

周りからは見えないけど(笑)

もっと言えば、
普段の淡々な仕事から、
そういう危機的な状況に陥らせない
経営者こそが最高に有能なのです。

ファインプレーは
目立ち、もてはやされます。

本などに取り上げられるのは
ほとんどがファインプレーです(笑)

しかし、
そのファインプレーは
本当のファインプレーなのか?

それとも
本来は淡々とこなすべきことではないのか?

実は、
あなたの身近で淡々と仕事を
こなす地味な経営者。

その人が、
一番すごいのかもしれませんよ(笑)?

またお越しください

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