私が前職の
高額社員研修の営業を
していたときの話です。
入社したては
お客さんもいません。
また、
その会社は変わった会社で
利益度外視で新入社員(私)
を育てようとします。
そこで、
あえて効率の悪い
飛び込み営業や
テレアポを行わせるのです。
例えばテレアポ。
何かしらのリストから
とにかく電話をかけます。
そこにはいくつかの壁があります。
1. 受付を突破する壁
2. 社長につないでもらう壁
(営業対象は社長でしたので)
3. 社長にアポをもらう壁
(社長不在という壁もあります)
です。
最初は
なかなかうまくいかず、
失敗を繰り返しながら
確立を上げていくのです。
とはいえ、
何百件と電話をして
会えるのは数件です・・・。
そんなときにも
こんなラッキー電話があるのです。
「ああ、社員研修?
ちょうど探していたんだ!
ちょっと話を聞かせてよ!」
という電話(笑)
営業マンとしては
ラッキーです!
すぐに飛んでいきます(笑)
さて・・・
こんなラッキーは、
ごくたまに起こります。
実は
世の中の営業って、
この数少ないラッキーを
探している要素が強いんです(笑)
100件電話して
「欲しい」と言ってくれる人が
いなければ200件。
それでもだめなら1000件。
と。
テレアポでなくてもそうです。
人と10人会ってダメなら
100人、200人・・・と。
その分母を増やせば
「ちょうど欲しかったんだ」
と言ってくれる人に会う
確率は上がります。
しかし・・・!
ライバルも同じラッキーを
狙っているのです。
ごくごく少数のラッキーを
多数のライバルが取り合っているのです。
その中でライバルに勝って
ラッキーをゲットしなくてはいけません。
営業って大変です・・・。
だから
あなたは彼らと戦うのは
やめましょう!
自ら「欲しい」と言っている
ラッキー客は、ライバルに譲ります。
私たちは
まだ「欲しい」と言う前の人を
狙うのです。
今は「欲しい」と言っていない人でも
条件が揃えば「欲しい」気持ちになります。
その過程を
あなたが歩ませるのです。
ライバルは
川下のず~っと先で
壮絶な取り合いをしています。
あなたは
川上で稚魚の段階で
ごっそりゲットです(笑)
だから
ライバルに勝つ必要はないのです。
そんな戦い方をしませんか?