経営者が嫌がること

先生業の要点

 

 

私からすると
かなり年上で人生においては
大先輩な方です。

お付き合い自体は
結構長いことさせていただいています。

そこできのうはこんなことを言われました。

「ここ数年か数カ月で
私(クライアント)は
変わったところはありますか?」
と。

私が質問の意図がよくわからないでいると
こう続けました。

要約すると

経営者のもとにやってくる営業マン
などは、お世辞しか言わない。

従業員も悪いことは言いにくい。

自分でも気を付けているつもりでも
もしかしたら自分の悪い部分が
出てきている可能性があるが、
自分では気が付かない。

そして、
周りも指摘してくれない。

だから
「変わったことはありますか?」
と、聞いてきたのです。

コンサルをしていると
改善すべき箇所は改善をしなくてはいけません。

それは
ホームページに関してなどならともかく、
場合によっては、
経営の方向性や
日ごろの社長の姿勢まで・・・。

それらを指摘すると
大抵の経営者はイヤな顔をします。

しかしその
『指摘すべき箇所』は
『本当のこと』でもあるのです。

経営者は
裸の王様になってしまうことがあります。

その中で、
「裸じゃないですか!」
と、本当のことを言われるのが
とてもイヤなのです。

しかし同時に
本当のことを指摘してもらい
直さないと未来はないことも
知っているのです。

さて
冒頭の私の大先輩の経営者。

彼は自ら
「自分は裸の王様になっていないか?」
と聞いてきたわけです。

本当のことを指摘されて
自分のプライドは傷つくことより、
会社やビジネスやその先の人生のほうが
よっぽど大事です。

知らないうちに
裸の王様になっていないか、
客観的にチェックしましょう。

またお越しください

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