仕組みと人間力どちらが大事?

先生業の要点

 

 

私の師匠は世界一のセールマンでした。

昭和の中頃から終わりにかけて
『ブリタニカ百科事典』を売り、
現在でも破られていない記録を持っています。

しかも当時はなんと、日本語ではなく
すべて英語です!

それを日本人の家庭に売っていました。

なので、彼のマインドは完全に
セールスマンでした。

おそらくどんなものでも彼の手にかかれば
売れたのであろうと私も感じます。

なんと言っても言葉では表せない
『人間力』がすごかった。

そしてその『人間力』で売っていました。

今でもいろいろな業界のトップセールスマン
とお会いすると、もれなくこの『人間力』を
強く感じます。

一方、「営業や経営は仕組み」と
言う方もいます。

お客さんをどのように集め、どのように売るか?
それをトップセールスマンでなくとも、
誰でも行えるようにすることが大切だと。

(マーケティングもこちら側に
分類されることが多いです)

さて、どちらが大切なのでしょうか?

答えは

両方です。

もしあなたが前述のような
スーパーセールスマンであれば、
仕組みなど気にせずに売れるでしょう。

しかし、残念ながらそうでないのであれば
仕組みをうまく活用しなければ、
『売り続ける』ことは不可能です。

しかし逆に仕組みだけではOKではありません。

ビジネスはどこまで行っても感情のある人と人です。

これはおそらく永久に変わりません。

よしんばお客さんがその仕組みに乗ったとしても、
すぐに冷めてしまいます。

仕組みと言うと、クールでドライに
自動的にお客さんが来るような
イメージがあるかもしれませんが
それは違います。

気持ちを伝える、
考えを伝える、
人間力を伝える
があって、
その効果的な手段としての仕組みが必要なのです。

手段をいかに整えても
伝えるべきものがなければ
伝わりません。

あなたを伝える『手段』として
うまく活用しましょう。

またお越しください

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