ある有名ラーメン屋さんの話です。
そのラーメン屋さんは何十年も
お客さんに愛されています。
お客さんは口々にこう言います。
「この味!」
「変わらないのがいい!」
と。
その都度、店主は心の中で
ガッツポーズをするそうです。
なぜならば、
味は改良をし続けて
変えているから(笑)
店主曰く
「本当に味を変えなかったら、
お客さんはその味に飽きて
いなくなってしまう」と。
だから
飽きさせないように
ず~っと、味を変えているだそうです。
しかし
お客さんには気づかれない程度に。
この結果、
ず~っと飽きない
変わらない味(と思ってもらう)
になるんだそうです。
ビジネスも同じです。
変わらないことに
価値があるものもあります。
しかし経営者は
それにあぐらをかいていてはダメです。
時代に合わせて
ニーズに合わせて
お客さんが求めるものを敏感に察知し
良い部分と変化させる部分を
うまく組み合わせていく必要があります。
結果もし、
「変えない」という決断に
なったとしても、
それは
あらゆることを考えた結果
でなくてはいけません。
しかしほとんどの場合
私たちのビジネスなんて
伝統工芸でも○○年の歴史のある
会社でもありません。
テストと失敗を繰り返して
制度を高めていくことは
絶対に必要ですよ。