マーケティングを勉強していると
『独自性』『専門性』『差別化』
などの言葉が良く出てきます。
確かにこれらは必要です。
ライバルではなくあなたを
選ぶための理由になるからです。
しかし、
資格やスキルで仕事を
している先生業では
これらが難しくなる場合があります。
なぜならば
全国共通の資格や
誰もが知っているスキルで
ビジネスをするからです。
以前私はある士業さんに
こう言われました。
「私たちは同じ資格でビジネスを
しています。
違いなんてないんです」
う~ん、そうでしょうか?
例えば八百屋さんを開くとします。
『八百屋さん』
の部分だけを比べれば、
他の八百屋さんと違いは出せません。
だからと言って、八百屋さんなので
八百屋さんをやめるわけにはいきません。
しかしそれって
『八百屋さん』の部分しか見てないんですよね。
例えば
八百屋さんでも
- 地元野菜にこだわった八百屋さん
- 無農薬野菜だけを扱っている八百屋さん
- 半径500mの住人に向けた八百屋さん
- 店舗を構えず、配達のみの八百屋さん
- 夜のみ営業の八百屋さん
- 深夜営業の八百屋さん
- 24時間営業の八百屋さん
- 外国野菜を扱っている八百屋さん
- 従業員が全員主婦の八百屋さん
- 箱売りしかしない八百屋さん
- レストランなどの飲食店にしか売らない八百屋さん
など・・・・・
「○○の八百屋さん」
という○○の部分を考えることによって
違いが生まれてくるのです。
整体師だから・・・
社労士だから・・・
ネイルサロンだから・・・
美容師だから・・・
ではなく、
「○○」の部分を考えて
打ち出しましょう。