頭痛になったとき、
当の本人が
『抱えている問題』は
・頭が痛い
です。
そして、
『望む問題解決』は
・痛みを取る
です。
そこで医者が
患者の望み通り
頭の痛みを取るために
頭痛薬を投与しました。
結果、
頭痛は治まりました。
見事に
患者の要望に応えています。
さて
これで一件落着でしょうか?
違いますね?
これは
『対症療法』と言って
とりあえず今ある症状を
抑える方法です。
頭痛の『原因』は
ざっと調べただけでも
70種類以上もあり
中には、
かなり深刻なものもあります。
つらい痛みを
一時的でも緩和するのが
必要な時もありますが
根本的な原因を
明確にしてそこを治さないと
また痛みがぶり返すどころか
分からないまま悪化
することもあり得ます。
話は変わって、
ビジネスの話です。
経営者は
・集客ができない
・売上が上がらない
などの問題を抱えています。
それに対して、
コンサルタントは
・集客方法
・売上を上げる方法
を提供しています。
お客さんがほしいものを
提供しています。
が・・・・・
これって冒頭の
「頭が痛いから痛みを取ってほしい」
↓
「頭痛薬で痛みを止める」
に似ていますよね?
方法次第で(一時的に)
集客する方法などは存在します。
しかし
それはあくまで
病気で言うところの
『対症療法』にすぎません。
ここで満足をしていると
あとで痛い目を見ます・・・。
大切なのは
集客できない原因
売上が上がらない原因
新規事業がうまくいかない原因
に対してそこを改善することです。
その方が、
安定したビジネスになっていきます。
集客や売上の問題の
改善は経営者の仕事です。
しかし
そのときの解決策が
根本治療なのか、対症療法なのか?
しっかりと見極めてから
手を出した方がいいですよ?